義理の両親に初めて会う前に予習として観る映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月22日 00時29分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
学校の先生をする彼女プロポーズしようとすると、親に先に了承を取るように言われ、妹の結婚式のために親に会いに行きます。
この時点で嫌な予感はしていましたが、やはり空港で荷物を失くされたり、プレゼントを喜んでもらえなかったり、花嫁の顔に思いっきりボールをぶつけてしまったり、悪いことばかり続きます。
父親も曲者で、なんでも仕切りたがる人で、娘が選んだ人がどんな人かを見るために仕掛けてきます。なんと彼女の父親は元CIAだったのです。
たいてい彼女の両親に会うのは気が重い作業ですが、主人公のように悪いことが重なる人もそういないと思います。それに嘘をついてしまうので、嘘に嘘が重なってどんどん悪い方向に行ってしまいます。
元彼は大金持ちで、妹の旦那は一家で医者で、自分は看護師です。馬鹿にしたような感じで、馬鹿にされたような気になります。
主人公を演じるのはベン・スティラーでナイトミュージアムやLIFE!の時よりすごく若く感じましたが、ミート・ザ・ペアレンツは2000年35歳、ナイトミュージアムが2006年41歳、LIFE!が2013年48歳で、20代の作品ではありませんでした。本人はすごく真剣なのになぜか笑いが取れる演技が大好きです。
父親役はロバート・デ・ニーロです。2012年世界に一つのプレイブック、2013年ラストベガス、2015年マイ・インターンなどに続く、優しい雰囲気のロバートでとても好きです。
娘が彼氏を連れてきたら、年収や誠実であるかをすごく重要に思ってしまいますが、本来は愛しあっているかということが大事なんだということを教えてくれてくれました。
ものすごく面白かったと思っていたら、2020年現在で3作目まで作られているようで、是非次は2作目を見てみたいと思いまし