乗ったら最期!? 観たら最期でしょ笑
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月13日 18時15分
役立ち度:0人
総合評価:
1.0
私はソリッドシチュエーションホラーが大好きです。
『SAWシリーズ』『CUBE』『穴』『ATM』等、挙げていたら枚挙にいとまがあり
ません。
本作品は『デビル』の二番煎じ映画です。
といってもデビル自体が評価低かったので全く意味がないですね。
デビルはソリッドシチュエーションホラー特有の心理描写はいいのですが、
結局タイトル通り悪魔の仕業で片付けたので最悪でした(悪魔系映画は製作側
も頭使いませんし、何でもありになってしまうので)。
本作はさらに最悪。何の捻りもなく、ただ孫が停止ボタンを押したからエレベー
ターがとまる。
ライフラインは?というと、非常のインターフォンも使えれば、携帯も通じます。
そんななか、警備室の警備員が最悪で、かつ警察も救急隊員も遅くなったため、
助からなかった人が続出。まさに人災。
無駄に復讐テロばばあがエレベーター停止事故と関係なく発作で死に、無駄に主人
公の腕がちぎれ、無駄に会長がひたいを怪我し、無駄にコメディアンが正義感を
だし、無駄にデブがおしっこと血生臭いエレベーターの中でヒーローになる話。
色々展開を考えたら裏切られる単細胞映画です。