子供向けなのか大人向けなのか軸がブレてる
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月29日 00時10分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
「アイアンマン」や「シャーロックホームズ」のロバート・ダウニー・Jr.さんがエディ・マーフィさんでとても有名なドクター・ドリトルをどんな風に演じるのか楽しみにしていました。また、最新の技術で動物達をどんな風に見せるのかも楽しみでした。
わかりやすく、子供と一緒に観られる内容でよかったです。映像が綺麗で、ドリトル先生の弟子になったような気持ちで観てしまいました。
動物と話せたらどうなる?という、素朴な疑問から生まれた映画だと思います。結果,冒険家の奥さんは失踪し、動物に世話をされる獣医となり、引きこもりになります。という設定は少し夢がないように思いました。もう少し,ドリトル先生には幸せでいて欲しかったです。そこが人間味があっていいということなんだと思いますが、動物と話せるかどうか別の部分で内容を盛るのはあまり得策ではなかったんじゃないかと思いました。「シャーロック・ホームズ」に寄せるつもりだったんでしょうか。
また、すごく個性的な動物達と、素朴な少年と一緒に旅をする中で本当の自分を見つめ直し、動物達を守るために女王の命も救うという内容でしたが、子供がターゲットの映画なのであれば、女王の命は損得無く助けて欲しかったように思います。