物語る私たち
女優であり映画監督でもあるサラ・ポーリーの母、ダイアンは明るく無邪気で、誰からも愛されたが、サラが11歳のときに亡くなってしまう。「サラだけがパパに似ていない」という兄姉たちのジョークが心に引っ掛かっていたサラは、母の人生について調べてみようと決意。ところが皆が語るのは、サラがこれまで知り得なかった母の恋であり……。
カナダのアトム・エゴヤンからスペインのイザベル・コイシェまで、サラ・ポーリーと言えば世界中の映画作家から重宝される名優ですね。アリス・マンローの短編小説を映像化した「アウェイ・フロム・ハー」ではアカデミー賞にノミネートされるなど、自らメガホンを取った時にも才能を発揮しています。そんな順風満帆な人生を送っているはずの彼女の、プライベートでの秘密が赤裸々に明かされていきドキドキです。 このドキュメンタリーの中でサラは女優ではなく、監督やプロデューサーとして明確な意志を持って行動している訳でもありません。しいて言うなら家族のプライベートを探る、好奇心旺盛でちょっぴりおせっかいな「探偵」のような立ち位置でしょうか。 スクリーンの中で数多くの波乱万丈なヒロインを演じてきたサラの生い立ちが、映画よりもドラマチックだったというのは皮肉ですね。若くしてこの世を去り今でも多くの人たちの心を惑わし続けている、サラの母親・ダイアンこそが本当の意味での主人公だったのかもしれません。
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