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ミスター・ガラスの豆知識・失敗談

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豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    サミュエル・L・ジャクソンは、この映画でのジェームズ・マカヴォイとの共演について次のように述べました。「自分が誰であるのか、何をするのか、どのようにやるのか考えることと同じように、目の前で人格が変わり、4人の異なる人々(人格)が口論をしている様子を見るのは相当すごいです。」
  • 豆知識・トリビア
    2018のコミコンで映画を宣伝している間、作家兼監督のM・ナイト・シャマランは、映画は「アンブレイカブル (2000)の権利を所有する、配給部門のブエナビスタインターナショナルで一生に一度の映画である」と述べました 。そしてスプリット(2016)スタジオユニバーサルピクチャーズは、この映画のチームに同意しました。」さらに 「2つのスタジオに2つのIPが完全に所有されていたため、再び起こることはないと思います。」と述べました。そして「両方の続編を作ってもらえますか?」の質問に 彼らは「はい」と答えました。
  • 豆知識・トリビア
    M・ナイト・シャマラン監督は、本映画の配色について、いくつか重要なことを述べました。「デヴィッド・ダンは緑色にしたよ。緑は、心理学的に生命を連想させるからね。デヴィッドの不死身の肉体にぴったりさ。それと、ビーストは黄土色というかマスタード色というか、とにかくまあそういう色にしたよ。この色はヒンズー教と仏教に関係しているんだ。托鉢の修行僧は、こういう色の法衣を身にまとっているから。僕はビーストを、傷心した人を救おうとする説教師や伝道師のように考えているんだ。それから、ミスター・ガラスは紫色だね。紫というと、王族的荘厳さの定番さ。このミスター・ガラスことイライジャも、超人的な主人公の1人だと思うよ」と、このように言いました。
  • 豆知識・トリビア
    M・ナイト・シャマラン監督は、本作品に『アンブレイカブル』(2000年)の未公開映像を差し挟みました。その場所は、かつてのデヴィッドとジョセフが登場するフラッシュバック・シーンのところです。
  • 豆知識・トリビア
    俳優のジェームズ・マカヴォイは、『つぐない』(2007年)の共演者だった女優シアーシャ・ローナン(当時13歳)を参考にして、23の多重人格の1つを演じました。
  • 豆知識・トリビア
    配給会社のディズニーは、シリーズ第1作目『アンブレイカブル』(2000年)の権利を有していますが、その一方で、M・ナイト・シャマラン監督は、続編に関する権利を手放しませんでした。このため、ディズニーは、シャマラン監督抜きで続編を製作することができなくなってしまいました。このような状況の中で、さらに監督は、自分の家を抵当に入れて、本映画『ミスター・ガラス』に出資しています。こうして、監督は、続編製作の主導権を握ったのです。そして、この、続編製作の主導権を握るというのは、監督のかねてからの願望でした。
  • 豆知識・トリビア
    イライジャ役はサミュエル・L・ジャクソンが演じ、その母親の役はシャーレイン・ウッダードが演じました。しかし実際は、L・ジャクソンのほうが、5歳年上です。
  • 豆知識・トリビア
    ケビン・クラムの独房の中を映したワンシーンでは、棚に歯ブラシが何本もあります。それらの歯ブラシは、多重人格者ケビンの人格一人一人のために用意してあるという何げない演出です。
  • 豆知識・トリビア
    シリーズ第1作目『アンブレイカブル』(2000年)の脚本はもともと、ケビンが悪役として、デヴィッドと敵対する筋書きでした。しかし、監督・脚本のM・ナイト・シャマランは、その展開は不可能だと判断しました。というのも、1本の映画作品にその筋書きは収まらないと考えたからでした。こういう経緯から、ケビンに焦点を当てた第2作目『スプリット』(2016年)が製作されました。そして、本映画『ミスター・ガラス』は、元のさまざまなアイディアの集大成です。
  • 豆知識・トリビア
    本映画の中で使われている病院は、実際にかつてあった精神科病棟です。場所は、ペンシルベニア州のアレンタウンになります。
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    女優サラ・ポールソンの演じた役は、もともと男性として脚本に書かれていました。しかし、ポールソンは、M・ナイト・シャマラン監督と一緒に仕事のできるよい機会と考え、その脚本を読まずに出演を引き受けました。
  • 豆知識・トリビア
    シリーズ第1作目『アンブレイカブル』(2000年)と、その続編『スプリット』(2016年)は、異なる配給会社によって製作されています。それで普通、権利などいろいろ考えると、本作品は、悪夢の手続き地獄と化すはずでした。しかし、シリーズ第1作目配給のディズニーと、その続編配給のユニバーサルとの共同製作によって、その悪夢は免れました。もともとこの2社は、半世紀以上にわたって映画とテーマパークで、ビジネス上のライバル同士として激しく競い合ってきました。そういう状況の中で、このディズニーとユニバーサルの2社が、初めて映画共同製作の形をとりました。これまで、その2社の共同製作というと、テレビ放送のみで、代表的タイトルは『名探偵モンク』(2002年、原題:Monk)になります。また、伝えられるところによると、ディズニーは、きちんとした意味や意図があるならという条件付きで、第2作目『スプリット』のラストシーンに、第1作目の主人公デヴィッド・ダンを再登場させてもよいと許可したとのことです。

ネタバレ有り

下記の内容にはネタバレが含まれます

豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    本映画の終わりにかけて、1つの謎が明らかになります。ケビンは、幼くして父親に死なれ、結果、虐待する母親と一緒に生活しなければならなくなり、それで多重人格になったのですが、その原因の張本人が、実はイライジャだったのでした。これと関連した話として、『アンブレイカブル』(2000年)でデヴィッドは、スタジアムで、男の子を連れた女性とぶつかるのですが、この出来事は、被虐待中の男の子(おそらくケビン)の悲鳴をデヴィッドが聞くきっかけになっています。
  • 豆知識・トリビア
    M・ナイト・シャマラン監督は、本映画中の色の動きについて、いくつか説明してくれました。「主人公たちが超人的能力を信じるにつれて、映画の中で原色が強調されていくようにしたんだ。けれど逆に、信じられなくなると、その原色は色あせていくんだよ。例えば、カウンセリングを受ける病室はピンク色なんだけど、その色というのは、原色の赤から白へと色あせたという意味さ。どうしてかっていうと、主人公たちが、そのカウンセリングによって超人的能力を信じられなくなっていくからだよ」と、このように言いました。

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