タイトルの 「パラベラム」はラテン語の "Si vis pacem, para bellum (平和を望むなら戦いに備えよ)”というフレーズに由来しています。また、ユビキタス9mmハンドガンカートリッジ("9mm Parabellum")の別名でもあります。またこのフレーズ自体は映画の中で3回登場します。冒頭でバレリーナの女の子の背中のタトゥーであったり、ホテルの外にあるバスのドアに書かれていたり、映画の後半でイアン・マクシェーン演じるウィンストンが大声で言ったりしています。
シノビ1とシノビ2として登場するセプテンバーのアリフ・ラーマンとヤヤン・ルヒアンは、ガラス張りの構造物の中でジョン・ウィックと戦う際のインドネシア語の台詞は、台本にはなかったことをインタビューで明らかにしました。チャド・スタエルスキ監督は、この戦いがかなり長く、何ラウンドもあることから、ラウンドの間に二人が会話するのが良いのではないかと考え、インドネシア語での台詞を提案したそうです。キアヌ・リーブスは、戦いの後、ジョン・ウィックがインドネシア語で忍びの二人に別れの言葉のようなものを言うことを提案しました。そこでリーブスは、「インドネシア語で "See you "はどう言うのか」と聞いてみました。セセプとヤヤンは、インドネシア語では「Sampai jumpa」のようになると言い、キアヌは撮影前にこのフレーズをインドネシア語で正しく発音する練習をしました。