ナチスドイツのユダヤ人への恋模様
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月23日 17時33分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
元ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の元で働いているメイドが、実は敵国であるイギリスのスパイであり、ナチスドイツの者が恋してしまうという話です。
スパイ役をリリー・ジェームズが演じます。リリー・ジェームズはかわいい風貌のためメイド役はピッタリですが、スパイ役というのは意外性があり過ぎでした。スパイと疑われない風貌のため適任なのかもしれないです。
リリー・ジェームズはナチスドイツの者と恋をし、ヌードを披露してくれます。このヌードはナチスドイツ・ユダヤ人への迫害といった暗い時代背景の中で、明るさを提供してくれたような気がします。
ナチスドイツの秘密警察の者であっても、敵のユダヤ人に恋してしまったら人間らしい甘さも出てくるんだなと予想外の展開でもありました。
ナチスドイツ関連の映画はユダヤ人への厳しい迫害や殺人シーンが多いイメージですが、この映画ではそのような描写は少なかったので、あまり暗い気持ちにならずに観賞できました。