覚醒したネオのカッコよさ・メッセージ性
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月11日 14時24分
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総合評価:
4.0
私は本作を、公開終了して間もなく、DVDをレンタルして拝見した覚えがあります。
その当時は、アクションが派手な映画であるという印象でしたが、それから約20年経過した今、見直すと、新しい発見がありました。
まず、印象的であったのが、覚醒したネオが無敵すぎて、そのカッコ良さに惚れぼれしてしまう点です。
ネオは一度、エージェントに倒されてしまいますが、トリニティーの愛の力により蘇ります。
蘇ったネオは、以前とは別人。
エージェントの攻撃をものともせず、圧倒的な勝利を収めてしまいます。
ネオは本当に救世主であったという描写と思っています。
また私は、以前視聴した際には、よく分からないことがありました。
それは、預言者はネオに対し、
「あなたは救世主ではないわね」
と言いました。
モーフィアスからも信頼されている預言者なので、予言が外れることはないはずなのですが、なぜ、預言者はネオにそういったのでしょうか。
今回はたまたま外れてしまったのか。
もしくは、圧倒的な強さを見せつけたネオであるが、やはり救世主ではないのか。
私は、大人になった今、本作を見直した際に、預言者の言葉に秘められた意味を次のように解釈しました。
「人生は、まわりの期待や意見ではなく、自分自身が決めるもの。
自分が信じれば、どのような存在にでもなれる。
だから、本当に自分を救世主と思うのならば、私の言葉ではなく、自分の感覚を信じて」
と。
そのような解釈で映画を振り返ったときに、以前より大きな感動をえることが出来ました。
また、そのように解釈できるようになった自分に対する、誇らしさも少し感じました(ここは皆さん笑うところです)。
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