1日でもパージが存在する世界に行きたくないと感じる作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月28日 16時39分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
パージの3作目です。
1作目、2作目を見て思った通り、ただのパージじゃなくてパージ賛成派の政府VS反対派の大きな抗争になってました。
前作の主人公レオが、反対派議員の幹部になってて今作も大活躍ってとこが感情移入しやすくてよかったです。
繋がりでいったら、1作目が単体、2作目と3作目が繋がっているって感じです。
1の時から登場していたホームレスが撃たれたのは残念でした。
3は、より人間の腹黒い部分を全面に押し出した感じです。宗教ちっくな感じでパージパージ叫んでるのが人間の恐ろしさがにじみ出てて恐ろしかったです。1人でやってるならまだしも、集団であんな感じだと一気に恐怖が増しますね…。
人って縄で縛れば、簡単に身動きとれなくなってあとはやられるまま…。その状況を自分に置き換えてみたらシンプルに怖かったです。
冒頭の方で、万引き注意された女子高生がパージの日にストレス発散で襲い掛かるシーンは「怖い」というよりも「面白い」が勝ってしまいました。
だって、すげー強敵感だしておきながらあっけなく味方の車にひかれて終わるんですもん…。
まぁ、それはさておき、3作目まで見ても相変わらず、「1日でもパージが存在する世界線にはいきたくない」というのが総評です。
イメージワード
- ・悲しい
- ・不気味
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