グリーンマイルの豆知識・失敗談

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  グリーンマイル

  2000年3月25日 上映 / アメリカ / 188分

  3.9/5.0

  5件

  大恐慌中の1935年。コールドマウンテン刑務所にあり、処刑室に続く通路があせた緑色であるため、“グリーンマイル”と呼ばれる死刑囚専用棟に殺人犯コーフィが収監される。だが、幼女惨殺の罪状とは裏腹に、コーフィは素晴らしい力を持っていた。彼は看守長ポールの重度の尿路感染症を治癒し、残忍な看守パーシーに踏み殺されたネズミをよみがえらせる。奇跡を目の当たりにしたポールはコーフィが本当に殺人犯なのか疑いだす。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  DVDのメイキング映像によると、スティーブン・キングはこの映画のことを、彼の作品史上最も忠実なリメイクだと呼びました。
• 豆知識・トリビア
  トム・ハンクスは、『フォレスト・ガンプ』（1994年）のタイトルロールを演じるために、『ショーシャンクの空に』（1994年）のアンディ・デュフレスン役を辞退せざるを得なかったため、フランク・ダラボンの好意により、ポール・エッジコム役を演じることになりました。
• 豆知識・トリビア
  感情的なシーンでは、マイケル・クラーク・ダンカンが子供の頃に父親に置き去りにされたことを思い出します。
• 豆知識・トリビア
  プロデューサーがジョンコフィーの役を演じるのに適した俳優を見つけるのに苦労していたとき、ブルースウィリスは、ハルマゲドンで共演したマイケルクラークダンカンを提案しました（1998）。
• 豆知識・トリビア
  トム・ハンクスはスティーブン・キングが撮影所に来た時は常に ポール・エッジコム役になり切ったまま接していました。キングが、電気椅子に座ってみたいかと聞くと、トム・ハンクスは、自分はこのブロックの主任だからと言って断りました。
• 豆知識・トリビア
  実際には、マイケルクラークダンカンは共演者のデビッドモースと同じくらいの身長で、ジェームズクロムウェルよりも数インチ小さかった。 とりわけ、クリエイティブなカメラアングルは、ダンカン演じるジョン・コフィーの目の前に、「凶悪な」刑務所スタッフのハウエルとワーデンムーアがそびえ立っているような錯覚を作るために使用されました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  電気椅子の死刑に使われる電圧（2450ボルト）は、浸していないスポンジにきちんと電流を流すほどの高さではありませんが、抵抗器として働き、一度に通過する電流量が制限されます。そのため、感電死には15～30秒という長い時間がかかったのです。デルの主な死因は、感電死（脳死や臓器不全）ではなく、抵抗器が過熱して火を噴き、大やけどを負ったことでした。
• 失敗談・うっかりミス
  1935年を舞台にしたこの映画では、ルイジアナ州の死刑執行が感電死で行われている様子が描かれていますが、ルイジアナ州議会が死刑執行方法を絞首刑から感電死に変更したのは1940年のことでした。
• 失敗談・うっかりミス
  映画では、刑務所内でもチェーンギャングでも、黒人と白人が一緒に描かれています。1930年代には、こんなことはあり得なかったでしょう。
• 失敗談・うっかりミス
  (2時間5分頃) ポールとブルータルがパーシーに拘束衣を着せるとき、バックル付きのものを使っています。バックル付きの拘束衣が登場したのは、1980年代に入ってからです。それ以前は、アイレットでひもを締めるタイプでした。
• 失敗談・うっかりミス
  (1時間18分頃）ワイルドビルを取り押さえる際、2人の看守と戦うために革ベルトを脱ぎました。ベルトを許す刑務所はないでしょう。