よく出来た映画だとは思います
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月28日 23時57分
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総合評価:
3.0
破滅に向かう俺らの愛の物語といった感じの映画。
序盤は良かったよ。淡々とした映像から感情がにじみ出ているようで。
でも最後までそれをやられると、正直退屈だった……。
典型的な行間を読め的な映画。
終わりに差し掛かった辺りで、「なんで西は銀行強盗したんだっけ? というか、なんでヤクザに金借りてたんだ?」と考え出してしまった。
もちろん色んなことが重なって荒れてたということなんだろうけど。
ちょっと曖昧にしすぎじゃないですかね。
ヤクザに借金から銀行強盗はいくらなんでも一足飛び過ぎて、西に感情移入しづらかった。
西はすごい暴力的だし。
というか、目に怪我をさせた時点で警察に捕まらなかったの?
ラストの〇〇はまあ良いとして、少女の前でやるなよ……と思う。
最高のトラウマでしょう。
終わり良ければとはよく言ったもので、見終わった後の素直な感想は、「いまいち」。
決して悪い映画ではないと思うのだが、見てよかったかと聞かれると微妙だと思います。