独創的なデザイナーと老舗アパレルメーカー
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月2日 01時03分
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総合評価:
3.0
アパレル関係やファッションに興味がる人なら楽しく鑑賞できる映画だと思いました。
アパレルメーカーの将来を背負ったデザインチームが有名デザイナーを中心にファッションショーを開催するまでが描かれていて、チーム内での人間関係やそれぞれの葛藤などにも焦点が当てられています。
最後のファッションショーは視覚的に楽しめましたが、主人公のデザイナーについては表面的に語られるだけであまり掘り下げられていない印象があり、言動に共感できないままストーリーが進んでしまったように思いました。チーム内での問題はどこかで見たことがあるような展開で少し残念に感じました。
デザイナー役の高嶋政伸とパタンナー役の堀田茜はそれぞれの役に合っていただけに物足りなさがありました。
個性的なデザイナーやパタンナーの仕事の様子を見ることが出来た点は良かったと思います。また、いろんなデザインの服や靴がかっこよくとても魅力的でした。
そのような部分を楽しめる映画として鑑賞すれば別の印象を持ったかもしれません。