宮崎駿監督の集大成
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月4日 23時50分
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総合評価:
4.0
まず、この作品の映像美は素晴らしいものがあります。人や自然にスピード感に至るまで、それだけで魅了される傑作で、その不思議な世界観に惹き込まれていきます。また、モロやシシ神、ショウジョウといったキャラクターも、何故だが普通に存在しているものかと思うクオリティを醸し出していました。ストーリーとしては、祟り神に呪われたアシタカに対して、もののけに育てられたサンとの恋模様と、人ともののけとの争いといった展開を同時に進めていくので、あっという間にエンディングをむかえます。そして声優さんに、石田ゆり子さんや西村雅彦さん、美輪明宏さんといった豪華メンバーで、それぞれが本当にマッチしている配役でしたのも、気合の違いが現れてました。また、作中のBGMも久石譲さんらしい素晴らしさと心に残るものになってます。少しだけグロいシーンもありますが、何だかんだ最終的にハッピーエンドなのかと思うエンディングになっているのも宮崎駿監督らしいかと思います。名作揃いのスタジオジブリの中でも、トップレベルの作品だと思ってます。
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