コナン純日本風ミステリーは京都が舞台
2021年9月25日 10時15分
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総合評価:
4.0
皆が言っているように一応メインは平次と一葉になっていますが普段中々スポットが当たらない二人を据えた抜擢は斬新とも言えます。最初はノンビリとした展開で始まるので肩肘張らずに見れるのがいいですね。
京都の通りの名前なんかが随所に出てくるので関東在住の私は、へぇーなどと感心しながら見ていました。面白い名称のが京都にはいろいろあるんですねぇ。ケアゲインクライン?なんてどんな漢字なのか想像もできませんでした。
ストーリーは義経記を基に展開していく純日本風ミステリーで普段のコナン色とはちょっと違います。それにやまくらというのも初めて知り、勉強できる部分が結構あります。
途中平次とコナンがバイクで追跡するシーンなんかはCGとの融合が試みられているのかなぁ?という場面があり、アニメーションが少し違う風に感じます。
月明りから新一が出てくる演出や屋根の上で戦闘するシーンも迫力がありますが、個人的には平次が謎のバイク男に奇襲を受けて戦うシーンが好きですね。
だが最後犯人の動機が少し弱いと感じたのでそこだけピリっとしないですが全体としてはよく作られている作品です。