奇想天外だけど意外と泣ける!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月22日 11時42分
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総合評価:
4.0
松居大悟監督(アフロ田中・バイプレイヤーズ)成田凌主演ということで気になって鑑賞してきました。予想よりずっと泣けて笑えました。男の人が集まるとあんな風にバカ騒ぎするのかって面白かったし、ふんどし一丁で踊るシーンがクライマックスの見せ場でしたが、あそこであんな泣けると思わなかったです。
時系列は前後しますが、わかりやすく描かれます。ちょっとの出演だけど屋台のおやじに滝藤賢一、美しいけど雰囲気ジャイアン?の不良に城田優、演劇の嫌味な先輩役に近藤芳正など、要所要所に見どころもあり、前田敦子の役柄もよかったです。ああいうヒステリックな女子って絶対クラスに一人はいた気がします。
心臓のシーンは度肝を抜かれますが、あのシーンが入ることで、湿っぽくなりすぎるのを抑えるのに成功しているんじゃないでしょうか。
私が一番ぐっと来たのは、演劇の先輩と飲んでいるときに「コメディが社会派より下ってどうして決めるんですか」というようなことを言って食って掛かるシーンです。泣かせるより笑わせる方がはるかに難しいと思っているので、お笑い好きとしてはその通りと深くうなずきました
イメージワード
- ・楽しい
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