「爽やかな後味の映画でした」 PとJK Takeshiさんの映画レビュー

PとJK Policeman and Me

爽やかな後味の映画でした

このレビューにはネタバレが含まれています

Takeshi

2021年5月26日 20時24分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

警察官と女子高校生の恋という、新しいテーマだったので、思わず見てしまいました。土屋太鳳さんがとても可愛くて、亀梨和也さんがとにかくカッコ良い映画でした。二人は、ヒロインが年齢を偽って参加した合コンで偶然出会うのですが、主人公の警察官が、ヒロインのことを未成年者と知った途端に邪険にするのですが、不良グループにヒロインが絡まれているところを主人公が助けることから、恋が始まります。その時の、初めて彼が警察官であることを名乗り、警察官らしい強さを見せつけるところがとても素敵でした。そして、交際すると決めた時から、「結婚しよう」とプロポーズするのにはびっくりでした。でも、それが、話をとても面白くしていました。警察官の主人公とヒロインの父親とのやり取りも感動しました。そして、映画も後半になると、命をかけてでも妻を守るといっていた主人公が、本当に彼女を守るために、不良グループに刺されてしまいます。そして、瀕死の状態に。ここで、ヒロインは悩みますが、見ていた私も「命懸けで人を守るってどういうことなんだろう？」、「死んでしまったら、愛する人を悲しませるのでは？」と考えさせられました。それで、一度は別れてしまう二人ですが、学校での警察官による講習会での主人公のトークに感動したヒロインが、再び彼に歩み寄るところは涙が出ました。そして、なんと、パトーカーのウェディングカーで去っていくところはとても粋な演出だと感心しました。