賛否両論
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月29日 23時58分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
総評として、良かったです。
但し、賛否両論ある気もしました。
事前知識(CMや番宣など)は映画の予告編だけでした。それゆえに絵の美しさや歌の美しさには素直に感嘆しました。
個人的にライブがすきで時世が許したときは年間100本以上のライブを見ていた時期がありました。その時期はシンガロングで歌手と観客が一緒に歌うときもありました。
今は時世で制限しかないので、映画の中ですずが素の姿で歌ったとき、周りがシンガロングしていたシーンでは思わず震えました。
総評は良かったにも関わらず満点つかないのは、竜とすずが城で踊るシーンだけがどうしても解せなかったからです。
勿論姫というタイトルから、舞踏会を想起させるシーンがあるのも、理解はします。けれどオマージュと言わしめるほどの、既視感。
灯りの消えた薄暗いロビーで二人が躍りだし、キラキラとシャンデリアの灯りが城を美しくする。勿論絵が美しいので見映えはありましたが、既視感が違和感を生んで、作品の勿体なさを産み出していたような気がします。
ネットの世界で素顔を晒し、みんなを前にして歌い始めるまでの緊張感や緊迫。すずの葛藤や心の移ろいが伝わってきたりと、作品のテーマはとてもすきでした。
イメージワード
- ・悲しい
- ・恐怖
- ・不思議
- ・勇敢
- ・切ない
- ・かわいい
- ・かっこいい
- ・ファンタジー