テスラ エジソンが恐れた天才の豆知識・失敗談

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  テスラ エジソンが恐れた天才

  2021年3月26日 上映 / アメリカ / 103分

  2.8/5.0

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  1884年にアメリカに渡り、憧れていた発明家トーマス・エジソン(カイル・マクラクラン)のもとで働くニコラ・テスラ(イーサン・ホーク)。しかし、交流電流を支持していた彼は、直流電流の方が優れているとするエジソンと対立して決別する。独立した彼は実業家ウェスティングハウスと手を結び、シカゴ万国博覧会で交流電流の優位性を証明して電流をめぐるエジソンとの戦いに勝利。やがて大財閥J・P・モルガンの娘と接するようになり、モルガンの資金を得て無線の実現にチャレンジする。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  35mmフィルムでの撮影を予定していましたが、予算とプロデューサーの都合により、デジタルに頼らざるを得ませんでした。
• 豆知識・トリビア
  イーサン・ホークは、長編映画でニコラ・テスラを演じた俳優としては、『プレステージ』（2006年）のデヴィッド・ボウイ、『エジソンズ・ゲーム』（2017年）のニコラス・ホルト、『 The Secret of Nikola Tesla 』（1980年）のペタル・ボゾヴィッチに次いで4人目となります。
• 豆知識・トリビア
  イーサン・ホークと脚本・監督のマイケル・アルメレイダとの共演はこれで3回目。他の2作品は『ハムレット』（2000年）と『シンベリン』です。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  1884年に設定されたシーンで、エジソンはテスラをトランシルヴァニア出身で血を飲んでいると非難しました。 しかし、ブラム・ストーカーは13年後の1897年まで「ドラキュラ」を書いていません。その時点で、トランシルヴァニアは吸血鬼とは関係なく、米国ではあまり知られていない東ヨーロッパのあいまいな地方の一つでした。
• 失敗談・うっかりミス
  ナレーションでは、「ジョージ・ウェスティングハウスは16歳で南北戦争に入隊し、北側の海軍に所属し、伍長に昇進した 」と語られていますが、これは間違っています。ウェスティングハウスは1861年、15歳の時にニューヨーク州兵（陸軍）に入隊しましたが、その後、両親に呼び戻されました。1863年、彼はニューヨーク第16騎兵隊（これも陸軍）に再入隊し、伍長の階級になりました。1864年には海軍に入隊し、USSマスコータに第三機関長代理として乗船しています。北部海軍では 「Ship's Corporal 」は階級ではなく役職でしたが、ウェスティングハウスはその役職に就いたことはありません。