最初からドキドキが止まらないコナン傑作
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月28日 20時01分
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総合評価:
5.0
コナン映画史上個人的には「時計仕掛けの摩天楼」と同じくらいの傑作だと思います。
牧歌的なアガサ博士のドライブシーンから始まるのも、何だかいいじゃないですか~。
それにあの黒の組織との対決も見られるんです。凄くないですか?ダイハードのあるシーンのパクリと言われてもいいんです。黒の組織との対決があるんですから。
もしかしてタワーリングインフェルノのオマージュ的なのも含まれている?コナンがジンのポルシェを追いかけるシーンなんかゾクゾクしました。やはりコナン映画はこだま監督がいいですよね。
あゆみちゃんの30秒ピッタリ当てるゲームがあんなところで活かされてくるなんて素敵な設定すぎます。それに車のジャンプの場面で一瞬でその計算式を組み立てる哀ちゃんがかっこよすぎます。あんなクールな小学生を私は知りません。(誰も知らないか)それをコナンとコンボで組み立てていく様子は生死を前にしても、彼らは自分達の仮設に基づいた頭脳ゲームを楽しんでいるかのようで感動さえ覚えてきます。犯人が捕まってもさらなる苦境が続くのがいいですね。哀ちゃんが赤いランプが点灯しているのに気が付いた時の様子は絶望感が良く描かれています。
この作品では各キャラが立派にキャラ立ちしていて見ているものを容易に感情移入させてくれるコナン映画だと確信します。一人一人見ていくと皆が自分の最大の勇気をもって立ち向かっています。
あんな非常時なのにエレベーターを譲る少年探偵団ってヒューマンリテラシー高過ぎですね。
イメージワード
- ・楽しい
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