ディズニーらしいファミリーで楽しめる作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月2日 00時18分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
ディズニーらしさ全開のファンタジーアドベンチャー。
魔法が衰退し、化学が発展した世界。
気弱で友達のいない主人公は、個性的な兄や母の新しい恋人と言った家族の問題、そして自分の性格の問題で悩み落ち込んでいた。彼の心の拠り所は、亡くなった父の声。
そんなある日、亡くなった父から託されたという魔法の杖を手に入れた兄弟。
まだ見た事のない父に会いたい一心で、主人公は兄と共に旅に出る。
この設定の面白いところは、魔法という夢ある世界なのに、魔法を覚える難しさに負けた人間たちが簡単な科学に走ってしまい、魔法がなくなったという点だ。新しいタイプの設定だと思う。
幻想的なイメージの、ユニコーンや妖精がカラスや虫のような扱いで世界観の違いがすごく伝わった。
主人公の成長がとてもわかりやすく描かれているのもファミリー向けに感じた点。
自分から行動を起こすのが苦手だった彼が、兄に背を押されて旅に出て、最後には兄と父に再開させ自分を犠牲にする選択をするまでになった。
兄弟愛がすごく伝わる作品ではあったが、自分はその主人公の成長ぶりに感動した。
映像もディズニーらしい夢のある作品だし、ストーリーも難しくないので、子どもも飽きずに楽しめるだろう。家族愛や成長ストーリーに感動できる作品なので大人にもおすすめ。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・不思議
- ・勇敢
- ・コミカル
- ・パニック
- ・ファンタジー