ある意味「007」の後日談のような映画
2021年3月1日 15時02分
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総合評価:
5.0
アメリカでは伝説的英雄と謳われるエド・ハリス演じる軍人フランシスコ・ハメル准将が海兵隊基地に視察と称して、賛同した部下10数名と共にVX神経ガス弾頭数発を強奪。
その後、完全武装の海兵隊員と共に脱獄不可と言われた監獄「ザ・ロック」ことアルカトラズ刑務所へ向かい観光客82名を人質に立てこもる。
FBIや軍上層部も自分たちの手口を知りつくすハメルに対して二の足を踏んでしまい八方ふさがりに。
そんな時、FBI長官ウォーマックは特殊部隊を送り込むためにアルカトラズを脱獄した過去があるショーン・コネリー演じる囚人メイスンを利用しようと考える。
しかし、彼とは浅からぬ因縁があるウォーマックは部下の科学捜査官グッドスピードを交渉役にして接触を図ろうとする。
大まかな始まりがこんな感じです。ニコラス・ケイジ演じるグッドスピードの爆弾解体や銃撃戦・時折見せるコミカルな演技はとても好きです。
また、もう一人の主人公でもあるメイスンはかつてイギリス空挺部隊(20世紀少年作者、浦沢直樹の作品「マスターキートン」の主人公もこの部隊に所属)とイギリス情報部(MI6)に所属していた過去がある。
そう、コネリーの出世作「007」ジェームズ・ボンドの所属する組織。それを後から知って、いい意味でニヤリと出来る作品。
スターリングラードでも高潔な軍人を演じるエド・ハリスが、まあかっこいいんですよ。軍上層部によって自分が配置された作戦で部下を見殺しにされて、もみ消されたことで武装蜂起を起こすのはとても熱くなれる設定だしベストキャストでした。
金曜や午後ロードショーでも1年に1回は必ず出てくる作品だから是非見て下さい。
おススメです。
イメージワード
- ・笑える
- ・勇敢
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