やっぱりB級アクション系でも、有名な俳優が出ると最後まで見られるかな。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月29日 12時22分
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総合評価:
4.0
B級に部類する映画(まあ個人的価値観ですが)で、鑑賞に耐えられるかな?という映画でも、有名俳優が出演するとつい見てしまう。しかし、残念ながら、ブルース・ウィルスやニコラス・ケイジなど大物俳優が小遣い稼ぎでちょっと出演して全体としてみれば、とても最後まで鑑賞できない酷い映画もある。この作品は、ヒラリー・スワンクというアカデミー俳優が出るので一応、見てみようと思った。ザ・ハントという如何にもB級的題名で、あらすじを見るとどこかで何回も見たかなと思われる筋で全く期待しなかったのだが、つい最後まで見てしまった。その理由1は、主役のエマ・ロバーツの特に超美人でもないが逞しい戦闘能力と容赦のない殺し方が魅力。理由2は、如何にも強面の悪党じゃなく普通の人が急に凶暴になる恐怖。意外性。第3は、多くは出ないが、やっぱりヒラリー・スワンクの演技力と主役との格闘シーンだろう。こういったアクション映画でも格闘中の演技もさることながら、格闘に至るまでの演技が非常に大事で、これが下手な役者だとアクションシーンのリアリティが半減して白けてしまう。知らなかったけど、ググってみると、エマ・ロバーツは、あのジュリア・ロバーツの兄であるエリック・ロバーツ(よくアクション映画で悪役ばかりやる。)が父親なんだ。今までの出演映画を見たことないので、これから注目しよう。出来れば、このまま激しいアクションスターであってほしい。