I love 讃岐うどん!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月30日 17時15分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
冒頭の「これはほとんど実話に基づいています」という書き出しから、もうワクワク感が一杯でした。
うどんを題材にした地方紙が徐々に話題となり、うどんブームが香川県で巻き起こるまでが色濃く描かれていて、その盛り上がりを楽しめました。
また、主人公の香助が頑なに父を拒絶するのはちょっと理解しがたく思っていたら、その突然の死により、ついにやり直したいという気持ちも届かず、また香助の姉の夫も義父にうどん屋を自分も手伝いたいという気持ちを伝えられずで、ヤキモキして観ていました。
しかし、その後はこの二人と恭子らを中心に、仲間達の知識も借りついに父の味を再現できたのは感動モノでした。また、閉めるしかなかったお店の貼り紙に、今まで食べてきた子供らの再開を願う書き込みがあったのも、大きなうねりの1つとなったと思います。
監督が一緒という事もあってか大好きな映画「サマータイムマシン・ブルース」の面々も、随所に出てきていたのも嬉しい点でした。
また讃岐うどんをお腹いっぱい食べたくなりました。