スキャンダルの豆知識・失敗談

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  スキャンダル

  2020年2月21日 上映 / アメリカ / 109分

  3.5/5.0

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  大手テレビ局FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで提訴する。メディアが騒然とする中、局の看板番組を背負うキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、今の地位をつかむまでの軌跡を振り返って動揺していた。一方、メインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得る。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  実在の人物ロジャー・エイルズ（ジョン・リスゴー）が、架空の人物ケイラ・ポスピシル（マーゴット・ロビー）にスカートを上げてほしいとお願いするシーンは、複数のカメラが一度にすべてのアングルを捉えて撮影されました。ジェイ・ローチは、ロビーがそのシーンを何度もテイクを重ねて演じなければならなくなることを望んでいませんでした。
• 豆知識・トリビア
  マーゴット・ロビーのキャラクターは、実在の人物に基づいていないこの映画の唯一の主人公です。彼女のキャラクターはこの映画のために考案されたもので、おそらく実在の人物や経験を組み合わせて、
  物語を合理化するために一つのキャラクターにまとめられています。
• 豆知識・トリビア
  この映画は職場でのセクハラを中心に描かれているのですが、マーゴット・ロビーは脚本を読むまでそれを完全には理解していなかったことを明かしています。「最初に脚本を読んだときに衝撃を受けたセリフの一つは、セクハラには歓迎されない性的な誘いが含まれるということでした。私はずっと、違法なセクハラであったり間違ったことであるととみなされるためには、肉体的な接触が必要だと思っていました。なので本当に驚きました。」と彼女はヘラルド・サン紙に語っています。マーゴットは、このようなハラスメントは肉体的なものだけではなく、言葉によるものも含まれると認識したことが、この映画に参加するきっかけになったと述べています。
• 豆知識・トリビア
  このプロジェクトはもともとシャーリーズ・セロンの制作会社に持ち込まれたもので、彼女がプロデュース及び出演をする可能性があるとされていました。セロンが実在の人物メーガン・ケリー役を演じることを決めた後、架空の人物ケイラ・ポシュピシルと実在の人物グレッチェン・カールソン役には、それぞれマーゴット・ロビーとニコール・キッドマンが選ばれました。
• 豆知識・トリビア
  ニコール・キッドマンはメリル・ストリープに説得されてこの役を引き受けたと言っています。
• 豆知識・トリビア
  シャーリーズ・セロンは、本作のために、すでに引退していた特殊メイクアップアーティストのカズ・ヒロに依頼し、その努力が評価されて彼は2度目のアカデミー賞を受賞しました。彼は以前、ゲイリー・オールドマンをジョン・リスゴーが『ザ・クラウン』（2016年）で演じたウィンストン・チャーチルに仕上げた、『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』（2017年）で初のアカデミー賞を受賞しています。
• 豆知識・トリビア
  マードック兄弟を演じるジョシュ・ローソンとベン・ローソンは、実の兄弟です。
• 豆知識・トリビア
  マーゴット・ロビーの本作での仕事と演技へのアプローチについて、ジェイ・ローチ監督は「彼女は自分のシーンをオタク的に分析している」「自分が打ちたいマークをすべて把握している」と明かしました。監督は彼女を 「大きな心と魂、そして信じられないほどの能力を持った、驚くほどの職人気質の持ち主 」と評しています。
• 豆知識・トリビア
  マーゴット・ロビーは、ジョン・リスゴー演じる実在の人物であるFOXニュースの会長兼CEOロジャー・アイルズのオフィスでのシーンは、撮影の中でも最も不快なものだったと明かしました。
• 豆知識・トリビア
  この作品には、3人のオスカー受賞者、アリソン・ジャニー、ニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロン、そして2人のアカデミー賞ノミネート者、ジョン・リスゴーとマーゴット・ロビーが出演しています。
• 豆知識・トリビア
  原題は「Fair and Balanced」でしたが、プロデューサーがこのタイトルをボツにしました。