プロファイリングの要素もあるサスペンス
2021年8月14日 17時01分
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総合評価:
4.0
いわずとしれた胸糞サスペンス映画の代表選手です。
こうして改めて確認するとブラッドピット、モーガンフリーマン、グウィネスパルトロー、ケヴィンスペイシーと珍しいキャスティングでもあります。今となっては約1名は本物の犯罪者となりましたが。
作品自体は七つの大罪をモデルとしたシリアルキラーの事件で、それぞれの被害者にカトリック的罪があるとされています。また、犯人を追うための捜査としてプロファイリングの手法が用いられております。犯人の心理を理解して逮捕を早めようという試みで、宗教的要素が犯行に出ているため、なんとなく犯人に対するイメージを持ちながら鑑賞できます。
赴任してきた警官と妻が新しい場所で何とか生きていこうとしており、カフェでその妻とベテラン警官の会話にはとても泣かされます。このシーンは衝撃的なラストに効いており、たまりません。
グウィネスパルトローが本作に関連した写真をアップしており、そちらはとても面白くて必見です。