ケイトの豆知識・失敗談

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ケイト
2021年9月10日上映 / アメリカ / 106分

3.0/5.0

1件

あるヤクザを暗殺するため東京にやって来た殺し屋ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は任務に失敗し、逆に自分が毒を盛られたことに気付く。犯人への復讐(ふくしゅう)を誓うが、残された余命は24時間ほどしかなかった。死が迫りくる中、自分の殺害を命じた黒幕を捜す彼女は、かつて自らの手で殺害した標的の娘と出会う。黒幕を追ってヤクザたちと闘う一方で、ケイトは少女との間に奇妙な絆を築いていく。

豆知識・トリビア

豆知識・トリビア
日本の女性ハードロックバンド「BAND-MAID」のメンバーが本人役で出演している。
豆知識・トリビア
アニはサングラスをかけたケイトに、ターミネーターみたいだと言う。その後、彼女が最後の襲撃で眼鏡を外したとき、彼女の左目は、顔の左側と同じように赤くなっている。これはこの伝説の殺人鬼への明確なオマージュである。
豆知識・トリビア
ケイトが探しているソフトドリンク「ブンブンレモン」は架空のものである。
豆知識・トリビア
ヤクザの何人かが和風飲食店「ブラックリザード」に到着すると、スタッフが「お疲れ様です」（日本語）と挨拶する。しかし、英語字幕では「Good evening boss」（こんばんは、ボス）と訳されている。「お疲れ様です」には正確な英訳がないので、「Good evening」でも十分だろう。
豆知識・トリビア
ケイトの狙撃シーンで、ビルの壁に映し出されたアニメは『東京喰種トーキョーグール』である。
豆知識・トリビア
城島が見ているテレビ番組は、『宇宙からのメッセージ銀河大戦』（1978年〜）というSF特撮テレビドラマシリーズである。
豆知識・トリビア
映画の冒頭、ケイト（メアリー・エリザベス・ウィンステッド）は大阪の海沿いの倉庫街に入る。二人の日本人の男に近づき、彼女は「四天王寺はどこですか」と尋ねる。彼らは「来た道を戻ったところだよ」と、あたかも四天王寺が近所にあるかのように言う。実際には、四天王寺は海にも倉庫街にも近くない。もし彼女が来た道を歩いて戻るとしたら、徒歩で数時間かかるだろう。（彼らは明らかに彼女に具体的な道順を教えていない。彼らはヤクザであり、彼女が道に迷うように仕向けている。）

失敗談・うっかりミス

失敗談・うっかりミス
ケイトはポロニウム204に被曝しました。映画では、ポロニウム210（より一般的な同位体）よりもポロニウム204の方が致死率が高いように見えますが、これは誤りです。ポロニウム210はアルファ粒子を放出し、ポロニウム204はベータ粒子を放出します。アルファ粒子（ヘリウム原子核）はベータ粒子（電子）よりはるかに人体への破壊力が強いのです。ケイトは、ポロニウム204の毒には耐えられても、ポロニウム210の毒には耐えられなかったでしょう。