ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
85歳の誕生日を迎えた世界的ミステリー作家のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、その翌日に遺体で見つかる。名探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は、匿名の依頼を受けて刑事と一緒に屋敷に出向く。ブランは殺人ではないかと考え、騒然とする家族を尻目に捜査を始める。
良くできたサスペンスです。見事にくせの強いキャラだらけで、これは面白くなりそう…と期待が高まります。 そして物語が進むにつれ、この人が怪しいと思ってもそれが次々に覆されていく面白さがあります。なので最後まで入り込んで観ることができて、あっという間に時間が過ぎました。 ただ鑑賞中ずっと何かがもやもやしていて、観終わった後に思ったのはダニエル・クレイグが合ってないな、と。この人の映画をたくさん見てきたわけではないのですが、とにかく雰囲気が合ってないと感じました。たいして存在感もなかった。 もっと適役がいただろうと思います。 訳ありげな一家で起こる殺人事件、犯人は家族の中に?って洋画でも多々ある設定ですが、その雰囲気はやはりワクワクして楽しいです。でもこの作品はハリウッド映画とあって派手さでごまかされている感も否めないとも感じました。トリックなどはわりとツッコミどころもいっぱいあります。 でも犯人は読めなかったし、謎解きドラマとしては十分楽しめる作品だと思います。
タイトルにもなっている[ knives out ] 日本語に訳すと「たくさんのナイフがむき出しの状態で出ている」と言ったニュアンスですが、その表現がぴったりな1本です。各キャラのキャラ設定がしっかり出来ていて、入り込みやすい映画でした。 ミステリー系は物語がだらだら流れる印象が多く、今まで避けてきた私ですが、本作は最初から最後まで物語の展開するテンポが良くて目が離せずダラダラどころかハラハラして楽しめました。(私は普段はホラー映画をよく観ます) また、ミステリーは通常「探偵目線」が多いのですが、この映画は一味ちがいます。 序盤は探偵目線、あるポイントを境に容疑者目線でストーリーは進みますがアメリカでの移民の印象に対し社会的な風刺も含まれている様に感じ、その視点で見てもすごく興味深かったです。 序盤から最後の最後まで「え!そうなる展開なの!?」が多くて「この先どうなるの!?」と大満足の2時間10分でした。 もともと、劇中の看護師、マルタ役のアナ・デ・アルマスが好きでたどり着いた映画だったのですが(もちろん話題作でもありましたが)アナの女優としての演技力の幅広さが伺う事ができ、ライアンジョンゾン監督の他の映画も見てみたくなりました。
コミカルなストーリー、予想できない展開、優秀なキャストが揃っている作品。 最後の最後まで結末が読めなくて、ラストの展開を観てすごく驚いて面白かった。 ライアン監督、今後の作品にも期待しています!!
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