ニトラム／NITRAMの豆知識・失敗談

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  ニトラム／NITRAM

  2022年3月25日 上映 / オーストラリア / 112分

  3.9/5.0

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  1990年代半ばのオーストラリア・タスマニア島。観光以外の産業がない閉鎖的な地域で両親と暮らす青年(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、幼いころから周囲になじめず孤立し、本名を逆さに読んだあだ名「NITRAM(ニトラム)」と呼ばれバカにされていた。何ひとつ思い通りにならない日々を過ごす中、彼はサーフボードを買うために始めた仕事で、ヘレン(エシー・デイヴィス)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、ある悲劇的な事件をきっかけにニトラムの孤独感や怒りは増大し、精神状態は悪化していく。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  監督のジャスティン・カーゼルによると、テキサス出身の俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、入国後の検疫中に、1990年代に放送された『Hey Hey It's Saturday』（1971）、『ネイバーズ』（1985）、『ホーム・アンド・アウェイ』（1988）を再放送で見てオーストラリア訛りを練習したのだそうです。
• 豆知識・トリビア
  映画「ニトラム」の主人公とタイトルは、「マーティン」を逆から綴ったものです。マーティン・ブライアントは、ポート・アーサー号の虐殺事件における実際の狙撃手の名前です。
• 豆知識・トリビア
  マーチン・ブライアントの精神年齢は11歳、IQは66と推定されました。
• 豆知識・トリビア
  スクリーン・タスマニア は映画への資金提供を拒否し、タスマニアの首相は懸念を表明しました。 この映画はホバートの 3 つの映画館でのみ公開されましたが、ステート・シネマは映画の宣伝を拒否しました。
• 豆知識・トリビア
  2021年カンヌ国際映画祭のメインコンペティションに選出。