3回見ました。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月24日 14時08分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
子供のころに1度見てからずっと頭の片隅にあった残っていました。
内容的には子供が理解するには難しいシーンもあるものの、子供ながらに面白かった・すごくすっきりしたという記憶が残っており、20代のときに1度、そして最近もまた見直したほど好きな映画です。
取り返せない長い時を刑務所で過ごし、男が男にレイプされ、冤罪を晴らすための証人さえ殺され、理不尽な理由で独房に放り込まれ、そんな中でも自身で道を切り開くことを諦めずにいる主人公にどんどん引き込まれていきます。
特にトミーの死は、ただ証人を殺されたという感情というよりは、まだ若い彼が懸命に勉強し、人生をやり直そうとしていた可愛い教え子だったという感情も相まって尚切なくやらせない気持ちになります。
刑務所内での地位を確立するきっかけとなる屋根の修理〜作業終了後のみんなでビールを飲むシーンは微笑ましく、自然と笑みが溢れました。
そしてアンディはどの段階で本気で脱獄しようと考えたのか…
壁が脆いと気付いたときなのか、所長の脱税に手を貸すことになったときなのか、もしくはトミーの死からなのか…
1度普通に全編見たあと、そんなことを考えながら何度も見たくなる作品です。
イメージワード
- ・楽しい
- ・悲しい
- ・絶望的
- ・知的
- ・勇敢
- ・切ない
- ・かっこいい