とにかく映像が美しすぎる
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月19日 15時46分
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総合評価:
4.0
まず映像についてですが、さすが新海誠監督映像だけで涙が出てしまいそうなくらい素敵な映像と音楽に包まれて見た後の余韻がこんなに続く映画は中々ないと思います。
新海誠監督の透明感のある映像と、ラッドウィンプスの野田洋次郎さんの透き通った声がとてもあっていました。
また内容についてです。この世界の日本は毎日雨が降っています。そんな中東京まで船に乗って家出をしてきた主人公「帆高」が船の中で知り合った「須賀」という男性に自らが経営しているSF雑誌の編集社での仕事を紹介してもらうところから物語が展開していきます。その中で帆高は拳銃を拾ったり猫を拾ったり様々な経験をするのですがその中でも一番の出来事が「陽菜」という少女に出会ったことです、困っていた彼女を助けたことで陽菜と仲良くなった帆高は、彼女の秘密を知ることとなります。その秘密とは、彼女は空に祈りをささげることで毎日降っている雨を晴れにすることができるのです。帆高そんな彼女の力をどうにか人の役に立てることができないかと考え天気を売るという仕事を始めるのです。
というのが天気の子の物語です。晴れを呼べるという素晴らしい能力を持つ陽菜ですが、その能力を持つ者の運命はとても残酷なものでした。
一つ問題があるとすれば帆高が犯罪を犯しすぎだということです。銃を発砲したり、線路を全力疾走したり、その結果警察に追い回されます。その行動も陽菜を思う気持ちがあったからこそと思えば感動的ですが、この部分は見る人で意見が分かれると思います。
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