友情がテーマ。友達の大切さを学ぶことができます。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月19日 10時53分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
ドラえもん のび太の新恐竜は、「努力・諦めない大切さ」がテーマだったけど、こっちは「友情」がテーマでした。
季節はドラえもんにしては珍しく秋で、月のウサギニュースを見て、ドラえもんとのび太が異説クラブメンバーズバッジで月の裏にウサギ王国を建設することから始まります。その後、転校してきた謎の少年、ルカの秘密を知り、エスパル、かぐや星を救うため、宇宙を超えた旅にでるーー果たして、1000年かぐや星を苦しませて、地球侵略しようとする人工知能ディアボロを倒して、無事に友達を助けることができるのかーって話です。
最後のバッジをはずすことでもう会えなくなるのが感動でした。
「限りある命だから、素晴らしいんだ」「いつでも会えるよ。僕たちには想像力があるんだからーー」ってセリフがとてもぐっときました。想像力があるからいつでも会えるってすごく深いし切ないと感じました。確かにそうなんだけど、でもやっぱり想像では会えても実体じゃないし、想像だから結局自分が作り上げたイメージでしかないから、直接会いたいよなぁと思いました。
でも、想像力があるから人はまた会いたくなるし、ちょっとは心を満たしてくれるしであながち間違ってないような気もして、とにかく深いと思いました。やっぱり、ドラエもんは一見、子供向け映画だけど、奥底にはとても深い哲学的なテーマを含んでるなと感心しました。
イメージワード
- ・楽しい
- ・悲しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・勇敢
- ・切ない
- ・かっこいい
- ・ファンタジー