インディ・ジョーンズと運命のダイヤルの豆知識・失敗談

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  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

  2023年6月30日 上映 / アメリカ / 154分

  3.3/5.0

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  第2次世界大戦末期。考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)らは手にした者が神になるほどの力を秘めるダイヤル“アンティキティラ”をめぐり、ナチス・ドイツの科学者ユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセン)と格闘する。そして1969年、インディの前にかつての仲間であるバジル・ショーの娘ヘレナ・ショー(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)と、フォラーが現れる。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  ジョン・リス＝デイヴィスは、『インディ・ジョーンズ/レイダース/失われたアーク』（1981年）と『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』（1989年）のサラー役の再演に興味を示していた。 彼は『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』（2008年）にカメオ出演をオファーされたが、「観客にとってはサラーというキャラクターの方が価値があると考えた」という。
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  ハリソン・フォードは、インディー・ジョーンズの役作りのために、40マイルのサイクリングや、毎日のウォーキングに出かけていた。
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  スティーブン・スピルバーグは、インディ・ジョーンズが殺されることはないと明言しています。
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  ジョン・ウィリアムズが、5作目の作曲に復帰することが発表された。 その後、彼はこの映画の公開と同時に、映画作曲から引退するつもりであると発表した。
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  クリス・プラットやブラッドリー・クーパーが、インディ・ジョーンズ役を演じる可能性があるという噂は、2015年10月27日時点で消え、ハリソン・フォードがインディ役を再演することがスタジオから確認された。 フォードはその後の2019年に、「私がいなくなったら、彼（インディ）はいなくなるんだ。簡単なことだよ」と述べ、自身のキャラクターが再キャストされることを望んでいない旨を明らかにした。 そして彼は2022年に、この5作目がインディを演じる最後の作品になることを認めた。
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  ハリソン・フォードはイギリスの人気トーク番組で、再びインディ・ジョーンズ役を演じると語った。しかしながら、後にこの映画は不要だったと述べた。
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  「ナチスが戻ってきたのなら、私も戻ってきます。しかし、それは必ずしも新しいインディ・ジョーンズの脚本のテーマではありません。私たちは脚本に取り組んでおり、私はスティーブン・スピルバーグと再び仕事をする機会を楽しみにしています。そして、あのキャラクターで、違うストーリーで、違う年齢で、再び訪れるでしょう。」ハリソン・フォード、2017年9月22日。
• 豆知識・トリビア
  前作の脚本家デヴィッド・コープは、インタビューの中で、『インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国』（2008年）でシャイア・ラブーフが演じたキャラクター、ヘンリー・”マット”・ウォルトン・ジョーンズ三世（マット・ウィリアムズ）が、本作には登場しないことを認めた。コープは、このキャラクターやラブーフが登場しない理由については言及しなかったが、この決定の理由のひとつは、マットのキャラクターと演じたシャイア・ラブーフの両方が、批評家や観客から否定的な評価を受けたからだと考えられる。
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  2015年初頭、マーティン・ヴィルヌーヴは、当時ハリソン・フォード出演の『ブレードランナー 2049』（2017年）の監督を控えていた兄のドゥニ・ヴィルヌーヴに売り込んだアイデアをもとに、『インディ・ジョーンズ』シリーズの第5弾、あるいは第6弾の脚本案を未承諾で書き上げた。ともにインディ・ジョーンズの大ファンであるヴィルヌーヴ兄弟は、ドゥニが「ほぼ完璧」と評したこの脚本を製作のキャスリーン・ケネディに読ませ、スティーヴン・スピルバーグに監督を依頼しようとした。
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  「彼（インディ）の人生や人間関係に新たな展開が見られるだろう。そして、彼の歴史の一部分が解決される。とても良い脚本だよ。楽しみにしている。」ハリソン・フォード（2020年2月14日）
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  『インディ・ジョーンズ がもう1本控えているんだ。嬉しいよ。スティーブン・スピルバーグと仕事ができて、あのような映画を作れるのは楽しいことだよ。他の何よりも映画らしい映画だ。インディ・ジョーンズは家族のような映画で、私の人生における素晴らしい機会のひとつは、インディ・ジョーンズやスター・ウォーズといったものが世代を超えて受け継がれていくことなんだ。お父さんが 「さあ、これを観に行こう」と言ってくれたり、お母さんが「とても特別な映画よ」と言ってくれたり、そして幸いにもまた新しい世代がやってきて、再び紹介される。これはすごいことだよ。』ハリソン・フォード、2017年9月27日。
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  2014年の『Variety』（バラエティ）誌の記事で、ピーター・カラニカスは、ヤヌス・カミンスキーが撮影監督として手掛けたいくつかのプロジェクトを振り返り、「彼の次のプロジェクトは、来たるインディ・ジョーンズの5作目だ 」と述べている。カミンスキーはスティーブン・スピルバーグの長年の協力者であるため、彼がスピルバーグと共にインディ・ジョーンズ5作目の撮影監督を務めると思われていた。しかし、最終的にフェドン・パパマイケルが『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』（2023年）の撮影監督として採用され、ジェームズ・マンゴールドが監督した。
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  2012年にディズニーが、「インディ・ジョーンズ」シリーズを所有・製作するルーカスフィルムを買収したため、パラマウント・ピクチャーズが配給しないシリーズ初の作品となった。その後、ディズニーは2013年にパラマウントからシリーズの配給権とマーケティング権も買収。しかしながら、パラマウントはまだ最初の4作品の配給権を保持しており、今後残りの金銭の支払いを受け取ることになるだろう。
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  ジョナサン・カスダンは、インディ・ジョーンズ1作目『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』（1981年）の脚本を手がけたローレンス・カスダンの息子である。親子で『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』（2018年）の脚本も共同執筆している。ジョナサン・カスダンは一時『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』（2023年）の脚本家としても検討されていたが、クレジットされていない。
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  作曲家を引退するジョン・ウィリアムズの最後の音楽スコア。
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  『インディ・ジョーンズ』シリーズで唯一、スティーブン・スピルバーグが監督を務めていない。しかし、スピルバーグは製作総指揮としてクレジットされている。監督から離れるという決断は、すべてスピルバーグのアイデアだった。
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  「これはファンもまっしぐらになると思うよ」スティーブン・スピルバーグ、2016年6月15日。
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  「あと2ヶ月くらいでインディ・ジョーンズを始めるよ」ハリソン・フォード、2020年2月16日。
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  ハリソン・フォードは、この映画が2023年6月30日に公開されたとき、81歳になるまであと2週間だった。もしこの映画が、2019年7月19日の最初の公開予定日にスタートしていたら、フォードは77歳だった。また、2021年6月4日に撮影が始まったとき、彼は78歳だった。
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  「とても、とても興奮しているよ。先日『レイダース／失われたアーク』を見直したんだけど、とてもよくできていて、とても魅力的で、素晴らしいストーリーテリングだった。自分が見て育ったこのシリーズに参加できるなんて、とても光栄なことだよ。僕は脚本を事前に読ませてもらえるというラッキーなポジションにいるんだ。そうなんだ、それは僕が望んでいたすべてだよ。本当に素晴らしい。」（マッツ・ミケルセン、2021年5月5日）
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  「わたしたちは今、懸命に作業を進めていて、脚本を練りに練っているところよ。それができたら準備万端ね。ハリソン・フォードも参加するわ。これはリブートではなく、続編よ。ハリソンは待ちきれないでしょう。」（製作・キャスリーン・ケネディ、2020年2月2日）
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  「映画が実現しないということは否定できるよ。今年の夏にはすぐにでも始めたい。楽しみだよ！ワクワクしてるし、映画を作るのがすごく楽しいんだ。」（ハリソン・フォード、2020年2月14日）
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  『クワイエット・プレイス』（2018年）の公開後、脚本家のスコット・ベックとブライアン・ウッズはルーカスフィルムから、『インディ・ジョーンズ』の5作目の脚本執筆を検討するよう打診された。
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  35mmフィルムではなく、デジタルで撮影される最初のインディ・ジョーンズ映画になるようだ。
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  インディが初めて金の結婚指輪をしており、彼がまだマリオンと結婚していることが示される。
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  ジョナサン・カスダンは、脚本のデヴィッド・コープの後任として一度検討され、コープは『レフト -恐怖物件-』（2020年）を完成させることができた。しかし、最終的に脚本には、ジェズ・バターワース、ジョン＝ヘンリー・バターワース、デヴィッド・コープ、ジェームズ・マンゴールドがクレジットされている。
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  奇数番目のインディ・ジョーンズ映画では、ナチスが敵役で登場し、サラーがインディの相棒として登場する。『レイダース/失われたアーク』（1981年）、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』（1989年）、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』（2023年）など。
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  「来年には撮影が始まるはずだよ。楽しみだね！話は順調に進んでるよ。」ハリソン・フォード、2019年6月2日。
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  あるシーンの撮影は、2021年6月に、イースト・ロンドンのクラプトンにある平凡で目立たない通りで行われた。
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  ハリソン・フォードは本作の公開時に80歳を迎え（81歳の誕生日まであと2週間）、ディズニー映画の主役を演じた最高齢記録となる。これまでの記録保持者は、『ストレイト・ストーリー』（1999年）公開時に79歳だったリチャード・ファーンズワースである。
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  「インディが何を探し、それをいつ探すかが映画の出来を決めると思うので、マクガフィンの選択がすべてです。」脚本・デヴィッド・コープ
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  『インディ・ジョーンズ』映画以外では、ハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』サーガのハン・ソロ役で有名である。『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』（2018年）では、フィービー・ウォーラー＝ブリッジがランド・カルリジアンのドロイドL3-37を演じているが、彼女は最終的にハンの宇宙船ミレニアム・ファルコンに組み込まれ、その 「頭脳 」となる。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  舞台のほとんどが60年代だとしても、インディ・ジョーンズが列車の中でナチスと戦うフラッシュバックシーンがあるとの情報もある。『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』（1989年）の舞台は1938年だから、フラッシュバックシーンの舞台は1939年から1945年の間かもしれない。
• 豆知識・トリビア
  ジェームズ・マンゴールド監督は、フィービー・ウォーラー＝ブリッジが映画の最後でインディ・ジョーンズの後任にはならないことをツイッターで発表した。