ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇りの豆知識・失敗談

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  ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り

  2023年3月31日 上映 / アメリカ / 134分

  3.8/5.0

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  さまざまな種族やモンスターが共存する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガン(クリス・パイン)は相棒の戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲス)と共に、ある目的のための旅を始める。魔法使いのサイモン(ジャスティス・スミス)らも加わり、世界を脅かす悪の勢力を倒すべく、彼らは立ち上がる。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  ダンジョンズ＆ドラゴンズを所有するウィザーズ・オブ・ザ・コースト社は、主要キャラクターの能力や属性を示すステータスブロックを作成しました。
• 豆知識・トリビア
  クリス・パインが出演を承諾したのは、エドガンという役柄がファンタジー映画の主役としては、非常に変わった存在であることと、甥っ子がD&Dキャンペーンをやっているところに同席して、仲間たちととても楽しんでいる様子を見ていたからです。
• 豆知識・トリビア
  映画で使用される呪文にはほとんど名前がありませんが、これはすべて、紙とペンのRPG「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」で使われている呪文です。
• 豆知識・トリビア
  映画の舞台は、「Forgotten Realms」（フォーゴトン・レルムス＝忘れられた領域）です。
• 豆知識・トリビア
  フォーゴトン・レルムのクリエイターであるエド・グリーンウッドは、製作に携わっておらず、自身の作品がクレジットされていないにもかかわらず、この映画を気に入り、D&Dファンがファン以外の人たちに、ゲームを擁護することなく誇れる映画だと語り、何度も見るつもりだとまで述べた。彼はまた、自分の創作物がスクリーンで忠実に再現されたことを喜んだ。
• 豆知識・トリビア
  この映画の共同脚本と共同監督を務めたジョン・フランシス・デイリーは、テレビシリーズ『フリークス学園（Freaks and Geeks）』（1999～2000年）に出演しており、彼が演じたサム・ウィアーはD&Dの大ファンで、番組の最終エピソード "Discos and Dragons “では、友人たちとゲームをプレイしている。
• 豆知識・トリビア
  監督は、本作に対するモンティ・パイソンの影響について明かした。ジョナサン・ゴールドスタインは、クリエイティブチームはコメディを作りたかったが、元の題材を嘲笑したくはなかったと説明した。 「ファンタジー映画のパロディのようにはしたくないが、不気味で伝統的なファンタジーから、モンティ・パイソンのような不条理なシークエンスに移行できるようにしたかった」と監督は語った。
• 豆知識・トリビア
  エドガンとホルガが町を歩く俯瞰ショットでは、餌となる金属くずをめぐって 、2 匹の錆びた怪物が争っているのが見える。
• 豆知識・トリビア
  ヒュー・グラントは、ダンジョンズ＆ドラゴンズの厳しいファンたちに対する懸念と、彼らを魅了したいという希望について語った。「ゲーマーの人たちは、自分の好きなゲームに対してとても縄張り意識が強いから、僕はとても怖いんだ。だから、彼らは映画を嫌悪したいかもしれない。」
• 豆知識・トリビア
  ダンジョンズ＆ドラゴンズの4作目の映画であり、リブート作品でもある。
• 豆知識・トリビア
  自身も熱心なD&Dファンである俳優のジョー・マンガニエロは、ポッドキャスト『Happy Sad Confused』でD&Dの脚本を共同執筆したことを明かしたが、それがジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインの脚本に組み込まれたかどうかは不明である。
• 豆知識・トリビア
  D&Dにはイギリスもアメリカもないのは明らかだが、ジャスティス・スミスは唯一、英語の自然なアクセントを使っていない俳優である。（「サンドマン」（2022年）のトム・スターリッジにインスパイアされたようにも聞こえる。）どうやら彼は、ヒュー・グラントさえも騙したようだ。
• 豆知識・トリビア
  ヒザーシザー・スタッフ（ここ・そこの杖）の視覚効果とサウンドデザインは、大いに「ポータルガン」を思い起こさせる。
• 豆知識・トリビア
  本作は、2021年4月12日から2021年8月19日まで撮影された。当初は2021年7月の公開予定であったが、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』（2023年）の公開に合わせて2021年11月に変更された。その後、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、公開が2022年5月、さらに2023年3月に延期された。
• 豆知識・トリビア
  映画のトーンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014年）に似ていると言われている。
• 豆知識・トリビア
  ヒュー・グラントがインタビューで、撮影初日に現場でキレてしまったことを告白した。それは誤解のようなものであったが、グラントは映画会社の重役と思われる人物を怒鳴りつけたことを恥ずかしく思い、謝罪している。結局のところ、その人物は単に地元の付き添いの女性だった。「初日、目線の先にいた女性にキレてしまった。私は彼女がスタジオの重役の誰かだと思い込んでいた。でもその人は、若い女の子の付き添いをしていた地元のとてもいい女性だったんだ。ひどいことだよ。大変申し訳ない。」

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ダンジョンズ＆ドラゴンズでは、バード（吟遊詩人）は基本的に、クラス間の境界線をまたぐ「何でも屋」です。いくつかのローグ能力を持ち、有能なファイターであり、ダメージを与えたり、回復させたり、さらには別の動物に変身できる魔法の呪文を使うことができる。エドガンは本来、能力が高く、リュート（ギターに似た形の楽器）で人々を叩きのめすよりも、はるかに役に立つはずである。しかし、これは明らかに笑いを取るための脚色である。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  アニメシリーズ 「ダンジョンズ & ドラゴンズ 」(1983) のキャラクターが、一連の迷路のシーンで見ることができます。（レンジャーのハンク、曲芸師のダイアナ、騎士のエリック、盗人のシーラ、魔法使いのプレスト、バーバリアンのボビー）
• 豆知識・トリビア
  レゲ＝ジャン・ペイジは、ゼンクが歩幅をほとんど崩さずに岩の上を踏み越えるシーンを、即興で演じた。
• 豆知識・トリビア
  ドルイドのドリックは、オウルベアへの変身を繰り返しており、彼女の戦闘に適した形態であるようだ。テーブルトークRPG「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」の現在の公式ルールによれば、ドルイドは、オウルベアに変身することができない。ドルイドが変身できるのは野獣（最終的にはエレメンタル）だけだが、オウルベアは「魔獣」に分類され、ドルイドのキャラクターは、それらの特定の生物の姿になることはできない。ディレクター陣は、これを「自作」ルールとして許可した。「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」ではよくあることだ。
• 豆知識・トリビア
  アンダーダークで一行が遭遇する太りすぎのレッド・ドラゴンは、アンダーダークの強力な住人として知られるテンベルショーである。
• 豆知識・トリビア
  ブラッドリー・クーパーがマーラミン役でカメオ出演している。
• 豆知識・トリビア
  この映画のオーストラリア版では、コメディグループのアンティ・ドナ（Aunty Donna）が死体の声を担当している。
• 豆知識・トリビア
  エドガンはホルガに、恩赦審議会の審議員の一人であるジャーナサンはアーラコクラだから、自分たちは必ず釈放されると断言する。フォーゴトン・レルムの伝承では、アーラコクラは監禁や投獄を嫌う自由な精神を持つ民族である。この設定を知っている視聴者は、エドガンがジャーナサンの自然な同情心を利用するつもりだと思うかもしれない。それよりむしろ、エドガンの計画は、ジャーナサンをつかんで窓から飛び出し、無理やり彼に自分たちを安全な場所まで運ばせることだ。
• 豆知識・トリビア
  レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロがアリーナのシークエンスでカメオ出演している。
• 豆知識・トリビア
  ミシェル・ロドリゲスは、映画出演作で不可解な死を続けており、スクリーン上で死んでも、何らかの方法で復活または再登場している。その例としては、『LOST』（2004年）、『バイオハザードⅤ リトリビューション』（2012年）、『マチェーテ』（2010年）、『ワイルド・スピード EURO MISSION』（2013年）などがある。
• 豆知識・トリビア
  アンダーダークに潜入中のパーティのすぐそばを、インテレクト・ディヴァウラー（知性喰らい）の群れが通り過ぎる。ゼンクは、その生き物たちは最も知性の高い者を狙うだろうと述べる。D&Dの伝承によれば、そのパーティには知性ベースのキャラはいない。
• 豆知識・トリビア
  エドガンとホルガが脱出した牢獄は、レベルズ・エンドである。北のフローズンファー地域、動く氷の海を見下ろす崖に建てられた牢獄だ。
• 豆知識・トリビア
  ジョナサン・ゴールドスタイン監督は、「当初のアイデアでは、モンティ・パイソンのメンバーが死体の声を担当することになっていたけど、いろいろな事情があって実現しなかったんだ」と述べた。共同監督のジョン・フランシス・デイリーは、このアイデアが実現しなかった主な理由は、資金的な制約と、グループの象徴的なメンバーが亡くなったことだと付け加えた。（蘇生された死体の声は、オーストラリアのコメディ・グループ、アンティ・ドナが担当。）
• 豆知識・トリビア
  フォージがエドガンとホルガを裏切ったとき、ソフィーナは『ダンジョン＆ドラゴン』（2000年）で見られた魔法と同じように、敷物を流砂に変えて2人を拘束する。
• 豆知識・トリビア
  この映画には、『ジュラシック・パーク』（1993年）のヴェロキラプトルのシーンから直接引用されたショットが3つある。冒頭の監獄のカートの降車シーンは、ヴェロキラプトルのイントロと同じようにブロックされている。一行がドリックをドラゴンの噛みつきから引き離す俯瞰ショットは、グラントがレックスを、ジャンプするヴェロキラプトルから離してエアダクトに引き上げるシーンとほぼ同じである。ディスプレーサー・ビーストの犠牲者が真のハンターが自分の肩越しにいることに気づいた後のショットは、ロバート・マルドゥーンがラプトル・アルファに向かって「Clever girl（賢い子）」とつぶやいた後に最期を迎えるのと同じフレームになっている。