ポール・ラドニックが脚本を書いているとき、当時主演に決まっていたベット・ミドラーが、研究のために実際の修道院に行ってみてはどうかと提案しました。そこで彼は、コネチカット州ベツレヘムにあるレジーナ・ラウディス修道院に滞在することになりました。この修道院の修道女はマザー・ドロレス・ハート(O.S.B.)で、若いころはエルビス映画の『 King Creole 』(1958)やビーチロマンス『ボーイハント』(1960)などのハリウッド映画で女優、歌手、ダンサーとして活躍した人物です。マザー・ハートは、現在でも映画芸術科学アカデミーの投票権を持つ唯一の修道女として知られており、毎年、仲間の修道女たちとアカデミーの上映作品を楽しんでいます。