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「アフリカ大陸の動乱を背景に、白人傭兵が大活躍する戦争冒険アクション映画の痛快作」 ワイルド・ギース dreamerさんの映画レビュー

ワイルド・ギース The Wild Geese

アフリカ大陸の動乱を背景に、白人傭兵が大活躍する戦争冒険アクション映画の痛快作

2024年2月2日 18時45分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
この映画「ワイルド・ギース」は、アフリカ大陸の動乱を背景に、白人傭兵が大活躍する戦争冒険アクション映画の痛快作ですね。

そして、この映画の最大の見どころは、何と言っても、リチャード・バートン、ロジャー・ムーア、リチャード・ハリス、ハーディ・クリューガーという映画好きにはたまらない、超豪華な重量級四大スターの競演だ。

黒人大統領が軍部のクーデターで逮捕され、利権の確保が目的のイギリスの大銀行家スチュワート・グレンジャーに雇われた戦争屋の元アメリカ将校リチャード・バートンが、ロジャー・ムーア、リチャード・ハリス、ハーディ・クリューガーをスタッフに50名の白人傭兵を集め、訓練するまでを、たっぷりと時間をかけ、それぞれの環境と人間描出を行なうところが、まずこの映画の前半で大いに楽しめる。

ムーアは、麻薬に絡んでギャングに狙われている名パイロット、ハリスは子供を寄宿学校に入れて、侘しく暮らしている作戦の名人、クリューガーは元南アフリカの警官で弓術の名人という設定で、アンドリュー・V・マクラグレン監督は、この映画であくまでも"アクションと冒険の面白さ"を打ち出そうとしているので、流血の氾濫や残虐シーンに節度のある描き方をしていると思う。

そして、後半は、幽閉されているアフリカ某国の黒人大統領リンバニを救出するため、バートン指揮の傭兵たちが落下傘で降下し、戦闘を繰り広げながら血路を開いて行くという、かなり強引で無茶とも思える冒険アクションシーンが描かれていく。

黒人大統領を救出し、作戦は成功するかに見えたが、雇い人の銀行家がクライマックスで、政治状況の変化により傭兵たちを裏切ってしまう。
そのため、救出した大統領を抱えた傭兵たちが、独裁軍事指導者の将軍の指揮下にある黒人兵たちと闘うことになってしまう。

敵味方の動きや戦闘シーンの時間経過、戦闘場面の地形などが、適確に描かれているのは、さすがに長年に渡って、西部劇映画を撮り続けて来たマクラグレン監督、さすがだ。

また、スケールの大きいアクションシーンも数多くの見せ場の連続で、アクション映画の模範になるような出来栄えだ。

四大俳優の中では、ハーディ・クリューガーが、役としておいしいもうけ役で、強い印象を残していたと思う。
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