「子供心を取り戻したくなる」 フック Naokiさんの映画レビュー

私は「ピーターパン」は観たことが無いのですが、この映画は関係なく楽しめました。


私の認識でこの映画を簡単に説明すると、

「大人になったピーターパンがネバーランドに帰っていき、宿敵フックを倒す」

といったところでしょうか。



全体を通してコメディ要素が散りばめられており、私はツボなものが多かったです。

特に序盤は、主人公のピーターのダサくて（後にカッコよくなる為にわざと強調されていると思いますが）シュールなくだりが笑えます。


しかし、その合間に感動的な要素も含まれています。

そのためか、見ていて飽きることはありませんでした。


ピーターと共に際立つキャラクターは、なんといってもこの映画のタイトルにもなっている宿敵フックです。

見た目もキャラクターも、かなり強烈です。

本来残忍なキャラクターではありますが、コメディ要素によりあまりそれを感じさせず、愉快なおじさんという印象すら持てます。


映画が伝えたいメッセージとしては、家族愛や純粋な心を持つことの大切さではないかと思います。

映画を見終わったあとは、また子供の頃のようにはしゃいだり、遊んだり、興味のあることをしたい気分にさせてくれました。