「大人な雰囲気のターザン」ターザン：REBORN kohei7611さんの映画レビュー

ターザン：REBORN The Legend Of Tarzan

大人な雰囲気のターザン

このレビューにはネタバレが含まれています

kohei7611

2021年2月26日 13時37分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

ジャングルの王で有名なアクションアドベンチャーであるターザンの復刻版映画です。
ハリー・ポッターシリーズの監督とスタッフ陣で制作された作品で、この映画の世界観など上手く表せていたと思います。

ターザン役として、アレクサンダー・スカルスガルド、そしてヒロインとしては「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」で一躍有名になったマーゴット・ロビー、さらにサミュエル・L・ジャクソンも共演と豪華キャスト陣でした。

内容としては、アクションメインでラブストーリー中心のファンタジー系なお話かと思いきや当時の黒い時代背景や民族間抗争や迫害などをテーマにした重みのあるストーリーでした。
時代背景が19世紀ということありやや古典要素が強めの作品でしたのでこの部分で好き嫌いが別れるかもしれないです。
また、ジャングルで育っていくターザンが現代社会と対面していくお話かも思いきや最初からから既に社会に溶け込み、（しかもかなり高官の地位）過去回想としてジャングルでの生活が描かれていました。個人的には子供時代からゆっくりジャングルで育っていくのを見たかっただけにちょっと拍子抜けを食らいました。
ただ、木の枝や蔓をつたってのターザンとして演出や映像は動きもあり躍動感か溢れていたので見どころはしっかりとあります。
マーゴット・ロビー目当てで見た作品なのでかもなく不可もなくという内容でした。