矢口監督の良さが減ってしまった..
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月7日 23時12分
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総合評価:
2.0
今回は矢口監督らしい特徴的なブラックユーモアやとんでもなく不謹慎なギャグが少なかった印象の作品となっていた。
残念ながら矢口監督作品の中でも屈指の最高傑作WOOD JOB!や前作であるサバイバルファミリーにあったような勢いのあるギャグが少なかった印象でもあった。
とはいえ結婚式で入刀用のナイフを花嫁向かって振り回すあたりは最高に面白かったけどね!
あと田舎者をバカにし過ぎ!笑笑
音楽が流れ始めると踊り出すミュージカル映画というよりも、コメディ版ララランド!
また今作は矢口監督映画としては珍しくファンタジー要素もかなり含まれており、新しさも感じられたと思う。しかしその一方でそれが逆に過去作にあったような日常の何気ない暮らしの風景や場面をギャグにする部分が薄れてしまった気がした。
ストーリーも中途半端な部分があり、上司のくだりとかも裏があると思ったらなかったし!笑笑
結論あまり印象には残りにくい作品になってしまった。