「ジェイミー・リー・カーティス様の魅力爆発！」 ワンダとダイヤと優しい奴ら moniさんの映画レビュー

ジェイミー・リー・カーティス様という、素晴らしく可愛らしくて美しくてかっこよくて…な女優さんを知った作品です。ハロウィン等の怖い映画で叫ぶ姿の方が有名なようですが、私はコメディで見せる彼女の快活な笑顔と気風の良さのようなものが本当に大好き。
そしてこの映画そのものも、とても楽しいです。気楽な犯罪コメディー（？）です。一番好きなのは、主人公ワンダがなぜかイタリア語に興奮するところ（笑）。恋人？でちょっと頭がやられてるオットーは、ワンダの気を惹きたい時に、自分はイタリア語が喋れると嘘をついて、「パスタ」だの「マカロニ」だの誰でも知ってそうなイタリア語を並べ立て、いつもは賢く抜け目ないワンダも、なぜかその時だけはオットーに騙されてます。まともで頭が良さそうな人たちも、みんな一人残らずちょっとずつばか。この世界観はなかなか愛らしいです。そして、凄腕の盗賊であるはずのワンダが、最後に選ぶのは愛とダイヤ、両方！　というゴージャスさも、気に入っています。