カーズ／クロスロードの豆知識・失敗談

豆知識・トリビア
2017年6月、Entertainment Weekly誌によると、『カーズ』（2006年）の声優収録の際、ジョン・ラセター監督は、ポール・ニューマンと一緒に収録ブースで多くの時間を過ごし、彼の人生や長年のレースカードライバーとしての話をよく聞かせてもらったと報じました。ラセターは、「ある意味、彼は私にレースの指導をしてくれました。というのも、カーレースは彼が人生で最も情熱を傾けていたものだからです。彼が録音ブースに入ってくるときは、必ずすべてを録音するようにしていました。撮影の合間には、素晴らしいレースの話をしてくれて、その声からは情熱が伝わってきました」。これらの録音により、ニューマンの死から8年以上経過した本作に、ドク・ハドソンが再び登場することができたのです。ラセターは、「『カーズ3』を始めるにあたり、『カーズ1』で行ったすべての録音をさかのぼり、カタログ化して聴いてみたところ、オリジナルの映画ではカットされて使われなかったセリフや、撮影の合間の作品など、使える素材がたくさん出てきました」と説明しています。