ロボコップの豆知識・失敗談

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  ロボコップ

  1988年2月11日 上映 / アメリカ / 103分

  3.9/5.0

  1件

  舞台は近未来のデトロイト。かつて自動車産業で栄華を誇ったこの街は犯罪都市と化し、巨大コングロマリット企業オムニ・コンシューマ・プロダクツ（OCP、通称オムニ社）によって警察（民営化されていて警察官から一般職員に至るまで会社員）を含む街全体が支配されていた。 アレックス・マーフィー巡査は、一連の警官殺しにおける犯人とされ指名手配中のマフィアであるクラレンス一味を追っていた。マーフィーはカーチェイスの末に一味の隠家を発見、潜入するも惨殺される。犯罪撲滅のため「警官のロボット化」を企画していたオムニ社は、死亡診断が下されたマーフィーの死していない生体部分を部品として利用、彼をロボコップとして蘇らせる。 ロボコップは驚異的な性能で優秀な成果をあげ、街の治安は少しずつ取り戻されて行った。しかし、ロボコップ自身は人間だった頃の記憶の断片に悩まされ、ついには自分が何者であったかを知ってしまう。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  カリフォルニア州のサクラメントで警察に追いかけられている強盗容疑の男が暗い映画館に逃げ込みました。彼は上映していた映画（本作）に夢中になり、警察が他の客を避難させたことに気づきませんでした。明かりがついた時、呆然とした男は逮捕されました。
• 豆知識・トリビア
  ピーター・ウェラーが体が大きすぎてパトカーに載ることができないことがわかったのは、ロボコップのコスチュームを来た時でした。ほとんどのシーンで車から降りるシーンか、乗る準備をしているシーンが使われている理由はそれです。彼が車に乗る必要があるシーンでは、上半分だけコスチュームを着て、下半身は下着でした。けれども、ロボコップは車中でもちゃんと衣装を来ているという幻想を見せるために、ほとんどのショットでは彼のロボの足が車から出てくるシーンを最初に撮っています。
• 豆知識・トリビア
  ロボコップの脚本は、ハリウッドの大物監督にオファーされては断られ続けて脚本。監督を担当したポール・バーホーベンは最初のページを読んで、ただのバカなアクション映画だと思い捨ててしまったが、妻のマルティーヌが最後まで読んで、この作品には風刺や寓話的な要素がふんだんに盛り込まれていると説得し、ポール・バーホーベンはこの作品を監督する事になりました。
• 豆知識・トリビア
  ロボコップのスーツはとても暑くて重いので、ピーター・ウェラーは水分の損失で1日に9キロも体重が減ったそうです。結局、スーツにはエアコンが付く事になりました。
• 豆知識・トリビア
  25年以降後、デトロイトにロボコップの銅像を建てるという目的でファンディングが始まっているという噂がインターネット上で流れました。ピーター・ウェラー自身もこの提案をサポートしたいとオフィシャルに宣伝しています。最終的にキックスターターのキャンペーンが創立され、成功しました。12フィーの銅像が現在製作中です。