しっとりとした印象
2021年2月10日 17時22分
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総合評価:
3.0
スパイクやジェット、エドのいつものチームで、さらにはフェイも加わり、故郷の火星にてバイオテロの犯人を捜しだそうとする物語でした。
アニメでおなじみの菅野よう子さんのノリの良いトランペット曲で始まるのかと思いきや、しっとり歌い上げるちょっと大人の雰囲気の始まりは意外でした。しかし全てを見終わるとこの曲調に納得できました。
エドのなめらかなしゃべりと動きが気に入っていて、今回も凄腕のハッキングぶりが見られ満足しています。そして、スパイクがやっと探し出したヴィンセントという謎の男は強敵の様で、モノレールの中で苦戦するシーンは迫力がありました。
また、宇宙でのシーンや人物同士の闘いはカッコいいのですが、車のシーンや上空での飛行機同士の闘いなどは、2001年の古い作品という事もあるのか少しクオリティが低い感じがして残念でした。
しかし、最後にもう一度スパイクとヴィンセントとが対峙し格闘するところは、セリフといいその行動といいこの話の結末がどうなっていくのか、エレクトラも加わり大きな見どころだと思いました。なんだか哀愁のある作品でした。