ちょっと切ないファンタジー映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月5日 19時28分
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総合評価:
4.0
この映画は有村架純さんが出演しているため、見てみました。有村架純さんが店員を務める喫茶店の特定の席に座ると、戻りたい時にタイムスリップできるという設定の話です。しかし、目の前にあるコーヒーが冷めないうちに飲み切らないと、大変なことになってしまうという話でした。しかし、いつもその席にはある女性が座っています。ネタバレになりますが、実はその女性有村架純さん演じる店員のお母さんなのです。彼女は、かつてタイムスリップをしてコーヒーが冷めないうちに飲み切らなかったので、幽霊となってそこに座り続けているのです。その事実は、ラストの方でわかるのですが、それがわかると、いろいろな謎が解けてすっきりとします。また、店員は母を助けるために自らタイムスリップをします。しかし、タイムスリップをするためには、その店員の血筋を引き継ぐ人が入れたコーヒーでないと、タイムスリップできないのです。そのとき、店員に好意を寄せていた男性が、未来に行き彼女の娘を連れてきてコーヒーを入れされることを思いつくところには、ナルホドと思いました。彼女はタイムスリップして生きている母親に会うのですが、母親が彼女とずっと一緒にいたいために、あえてコーヒーを飲まないという事実を知ると、とても切ない気持ちになりました。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不思議
- ・かわいい
- ・ロマンチック
- ・ファンタジー