主人公に共感はできませんが、気持ちがよく伝わってきます
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月2日 03時46分
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総合評価:
4.0
正直言うと、主人公に全く共感ができません。
鬱だとしても、どうして好きで付き合ってるはずの恋人にそんな態度を取るのか、どうして面接が入っているのに朝起きることさえできないのか、と、主人公に対して疑問に思ってしまう部分がたくさんあります。
それでも、全く共感なんてできなかったのに、ストーリー終盤には、主人公の苦しさや辛さが伝わってきて、思わず泣いてしまいそうになりました。
自分とは全く違うけれど、主人公のような人がいて、私よりもずっと生き辛い生き方としているのだと、考えさせられました。
ストーリーを見終わってから、タイトルの意味がよく理解できたような気がします。
物語のラストは、主人公が踊りそれを恋人がたたずっと見ている、というシーンで終わります。
恋人が見たかった、わけわかんないけど綺麗なものというのが、理解できた気がして、確かに綺麗だな、と思いました。
後は、菅田将暉がとにかくかっこよかったです。
映画と関係ないですが、私も菅田将暉と付き合いたい人生でした。
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