残酷な希望
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月21日 13時55分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ずっと気になってた作品なのに何でもっと早く見なかったんだろうと心から思いました。
これは泣ける。何回うるうる来たか。
答えが出ない問い。そう思った。
「希望」っていう言葉はキラキラしてるイメージが強いけれど残酷な希望もあるんだなって。残酷な希望が一番、しんどい。
脳は例え死んでたとしても心臓が動いてるなら生きてるって思うのは当たり前の事だと思うし、だからといって心臓を必要としてる子は他にも沢山居るって分かってる、親のエゴだってことも分かってる。だけど心臓を止めたらそれこそお別れになるから起き上がる事が無いって分かってても生きてて欲しいって思う。決められなくて悩んで当然だよ。
途中からは瑞穂の為に必死な薫子が怖いって思ってしまった。でも全部愛があるから故の行動で理解出来ない人もおかしいって思う人も居てもどかしさを感じました。最後の方の「もう行くんだね」で涙腺が。
出てる人、皆凄い。本当に凄かった。
お気に入りの作品のひとつになった。