未来世紀ブラジル
Brazil
20世紀のどこかの国。情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい、無関係なバトル氏を無理やり連行していく。それを一部始終見ていた上の階に住むトラック運転手のジルが抗議をするも、全く相手にされない。 一方、情報局に勤めるサムは、このミスをなんとかするために試行錯誤していた。近頃サムは、夢の中でナイトの格好をして、美女を助け出すというおかしな夢を見ていたが、情報省に抗議に来ていたジルがその美女にそっくりだということに気づく。 ある日、サムが家に帰るとダクトが故障しており、非合法のダクト修理屋と名乗るタトルが勝手に直してしまう。サムはまた夢の中でサムライの怪物と戦い、美女を救う夢を見る。サムはジルの正体を知るために断っていた昇格を望み、友人であったジャックの元を訪ねる。そして、様々な事柄が複雑に絡まりあっていく。
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未来世紀ブラジルの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
テリー・ギリアムは、この映画の撮影中に南カリフォルニア大学で映画の授業をしてほしいと頼まれました。テリーはこれを承諾し、この状況を利用し、許可されるはずの映画の彼のカットである「視聴覚教材」を持参する準備をしました。ところが残念なことに、その2日前、学生たちがこの映画の無料上映会を宣伝してきたのです。彼が到着すると、ユニバーサル・ピクチャーズが上映を許可しないことが発表されました。授業中に、スタジオの重役たちからの電話で中断されたのです。その後、ようやく上映が許可されました。そして、全編を上映し、2週間以上上映を繰り返しました。その上映会の中で、カリフォルニア州ロサンゼルスの映画評論家がこの映画を見て、年間最優秀作品賞を受賞し、ギリアムの思い通りにこの映画が公開されることになったのです。
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豆知識・トリビア
脚本・監督のテリー・ギリアムとそのスタッフは、当初ロバート・デ・ニーロの参加に興奮していましたが、時間が経つにつれ、デ・ニーロの「研究」の必要性と細部へのこだわりに次第に苛立ちを覚え、ギリアムは「彼の首を絞めたかった」と述べています。
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豆知識・トリビア
ロバート・デ・ニーロはジャック・リントを演じたかったのですが、テリー・ギリアムはすでにマイケル・ペイリンにこの役を約束していました。しかしデ・ニーロはこの映画に出演したかったので、代わりにハリー・タトルとしてキャスティングされました。
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未来世紀ブラジルの映画情報
公開日: 1986年10月10日 / 上映時間: 142分 / 製作年: 1985年
配給・制作会社: 20世紀フォックス映画 / 映倫区分: G (日本)
未来世紀ブラジルの評論家の解説レビュー
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