戦闘シーンは前作同様に迫力満点です。
2021年2月23日 02時12分
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総合評価:
2.0
前作は、日本の怪獣ものや、ロボアニメ、戦隊ものなどの日本的要素をふんだんにセンス良く取り得れ、それでいて、深いテーマが物語の屋台骨になっており、単なる怪獣と巨大ロボのファイト映画に終わっていない素晴らしい作品でした。
自分は一回観ただけですぐにファンになったぐらいだったので、その続編となる今作品は、期待に胸を膨らませて観れるのを待っていました、が・・、う~んちょと期待しすぎたせいなのか、作品自体の出来の問題のなか、正直ちょっと肩透かしをくらったような内容でした。ただあくまで個人的な感想であって、見方を変えると、前作よりもより分かりやすく万人受けしやすなったのかなーと思います。
内容的には、ラストまでどうも煮え切らない感じがしました。前作よりもチープ感が漂う操縦席、ハッキリとした特徴がなくなったパイロットスーツ、あと前作のキャッチ―でありながらも重量感があり心に響くあのテーマ曲と比べると、今回は平凡な感じの曲になっていました。全体的に物語にもう少し抑揚がほしかったのと、必死に戦う主力メンバーである若いパイロット達の細かい描写ももっと入れてほしかったです。
ただ戦闘シーンに関しては、迫力満点なので、前作のイメージをもたないで観た方が逆に楽しめると思いました。良い意味で、誰が観てもそれなりに楽しめるように、上手くまとめ上げた続編といった感じです。