エリートの崩壊
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月9日 13時40分
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総合評価:
3.0
若しかりころのコリン・ファースが見られるということで鑑賞。
画面の中のコリン・ファース(トミー・ジャッド役)は、現在の私より年下の20代後半。面影があるといえばあるけれど、まだ少年の雰囲気を残していて、今のコリン・ファースとは『親子?』とも思えるかわからないほどでした。
けれど、僅かに濁った声だけは現在と変わらず。
親の若い頃の映像を見ているような気分になりました。
ストーリー全体としてはエリートゆえの特権意識のある集団のなかで、『同性愛者』であることがばれてしまった青年の悲劇です。
確か、映画の舞台である1930年頃はまだイギリスでは同性愛は違法だったはず。
いままで、両親の愛を受け、お金もあり、エリート校のなかでも指折りのエリートだったガイが、学校を追放された後どうなっていくのか、考えると辛いです。
舞台ではコリン・ファースもガイ役を演じたようですが、映画版では同じく舞台版でもガイを演じたルパート・エベレットに軍配が。
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