高校の級友たちが20年ぶりに集まった同窓会。そこから蘇る1996年の切ない初恋の思い出。タミル語映画界の野生派スター、ヴィジャイ・セードゥパティが、シャイで知的な主人公を演じ観客を驚かせ、多くの評論家が大絶賛したヒット作。ヒロインは、『ペーッタ』でラジニカーントの妻を演じたトリシャー・クリシュナン。高校時代を演じた若手俳優2人と共に、主演の4人が数多くの映画賞を受賞した。高校1年の頃、恋するジャーナキとやっと付き合い始めたばかりだったラームは、家庭の事情で別れも告げずに転校してしまう。現在は写真家として活躍するラームが、当時の同級生に連絡を取ったことから、高校卒業後20年経って初めての同窓会が開かれることになる。結婚してシンガポールに住むジャーナキも出席すると言う。だが、久しぶりの再会でも、ジャーナキを前にすると何も言えないラーム。同窓会終了後2人きりになれたものの、ジャーナキが乗る早朝の帰国便の時間は迫っていた…。
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