思ったより本格的ホラー
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月7日 03時29分
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総合評価:
4.0
主人公が大泉洋さんということで、今までの作品は、脱力系というかコメディタッチの作品が多かった中で、軽い気持ちで見てみたのですが、かなりホラー感が満載でびっくりしました。始まりは、本当によくある日常を描いていて、会社での妄想やプライベートでのダメ人間的ないつもの雰囲気で、淡々と進むのかと思いきや、途中から一転して大パニックと化していきました。彼女がゾンビに変貌を見せたところは、日本の映画クオリティを超えていて、普通に怖いです。さらに、事務所シーンから塚地武雄の感染あたりからは、ちょっと笑えないくらいのシビアな雰囲気になってました。事務所を飛び出した時点で、日常の街中でありながら世の中にゾンビが溢れかえっており、もしパンデミックが起こったらリアルにこんな感じなのかと思うリアル感がありました。ただ、有村架純さんと一旦避難をしてからは、淡々としたストーリーといった感じで、どちらかといえば人間関係に重きを置いて、最初のインパクトはなくなり残念でした。ドンチャン騒ぎも最後にはありますが、何となく次回作もあるのかと思うエンディングとなり、あれば見たいと思います。
イメージワード
- ・不気味
- ・恐怖
- ・不思議
- ・絶望的
- ・コミカル
- ・パニック